転車台

新しい産業誘致を
      
2024/2/13  
北九州市在住  小川 龍二  

 貴兄の、肥薩線や球磨川鉄道復興へのご提案、興味深く読ませていただきました。
さすがに、微に入り細に入りのご執筆だと感心している次第です。ただ、当方も離郷して50数年、人吉・球磨の実情が年を追って分からなくなってきております。「この地域の繁栄の起爆剤となるようなもの、さて何か」と問われれば、やはり首を傾げてしまう次第です。
 肥薩線や球磨川鉄道の復活には、もう少々の手心では無理かという気がいたしております。やはり、人吉・球磨地方の繁栄のためには農業や林業のみに依存していてはだめであり、やはり新たな産業の誘致に力を注ぐべきではとも考えます。熊本県菊陽町へのTSMCの進出は大いに手本とすべきであり、球磨地方にはそれらの立地条件も十分なのでは、と素人ながら考えています。さらに半導体のみとは限りませんが、水事情も決して悪いものではないように思われます。もちろん、このような大規模な工業誘致により、肥薩線や球磨川鉄道の利用客も増大するのでは、という思いです。
 さらにこれにより、貴兄の説の通り人妻線構想が復活して宮崎と結ばれ、宮崎にもこのような関連施設が構築されるのでは、という気もしております。ただ、民営化された旧湯前線では様々な困難も伴うものでしょうが。 工業や産業のことは何も分からない者が、とお笑いいただいても結構です。現時点での当方には、残念ながらこの程度のものしか思い浮かびません。故郷が脚光を浴びる日が来れば、といつも願ってはいるのですが。

 

人吉城をもっと
      
2024/2/15  
球磨川会代表  森田 和裕  

 あさぎり関西会のHPで紹介されたページを閲覧し読んでいますが、なかなか進みません。全ページ完読したいと思っていますが、時間がかかりそうです。タブレットを持ち合わせていないので、印刷して持って歩いたほうがいいのかもしれませんが…(当方のデバイスはデスクトップとノートですので)。
 熊本県の北部は、企業誘致の成功(TSMC、ソニーなど)や阿蘇を中心にした観光などで、明るい先行きが見えていますが、球磨人吉を中心にした南部は、いまのところ目立ったものがありません(私には)。人吉城に天守閣を造れとは言いませんが、覆っている大木を伐採して石垣を見せるぐらいはしてほしいものです。天守がなくとも石垣だけでも人吉城を見せることができます。(お城ファンは石垣でも満足します)
 また現在の櫓と塀だけでは今一つで、塀の向こうに石垣が見えてこそ絵になります。またコンクリート造りの忠霊塔がありましたが(現在あるかどうかわかりません)、五重でも三重でもいいので日本式の塔にしたらいかがでしょう。
 人吉城は「多門櫓」と「角櫓」、これをつなぐ長塀が復元され、城のシンボルとなっていますが、このシンボルの向こうに桜と五重の塔、その後ろに三の丸、二の丸、本丸の石垣。想像するだけで素敵な絵が浮かびます。
 富士吉田市の新倉山浅間公園・忠霊塔(五重塔)が、桜の時期に富士山を入れて写真を撮る人が大勢押し寄せると聞いています。(私は桜の時期を外して行ってきましたが、それでも内外の観光客が絶えませんでした)もちろん富士山という絶大なる主役がいる(見える)からということもありますが…。外国からの観光局がスマホで撮影、ネットで広まったようです。
 また、相良700年の歴史をもっとPRすべきでしょう。と、いろいろ想いを巡らすと肥薩線は必須になってきます。東海にいるとJR九州は観光列車を造って走らせるのが得意なように思っていましたが、杉下さんのお話で、初めて新八代駅と隼人駅への乗り入れも解決すべき問題だと気付きました。他にいいアイデアが浮かびましたら、またメールいたします。


前ページに戻る | 次ページへ