第十二回 総会を開催  新着

 第十二回「あさぎり関西会の集い」を開催しました。

     ・ 日  時: 令和7年5月25日(第4日曜)11時半~15時半
     ・ 場  所: 錦城閣 (大阪キャッスルホテル3F)
     ・ 参加者:78名
     ・ ご来賓:12名+中部ふるさと会7名(敬称略)
 

 
熊本県大阪事務所 所長 池永 淳一    
あさぎり町 町長 北口 俊朗 議長 小見田 和行 議員 森岡 勉
  議員 難波 文美 商工観光課 遠山 優矢 芸人 上杉 芳野
中部ふるさと会 会長 愛甲 眞琴 副会長 皆越 正治 相談役 杉下 潤二
  顧問 上田 和富 会計 山本 昭則 幹事 皆越 寛子
  幹事 溝口 征男 幹事 椎屋 義明 幹事 井上 君子
京都熊本県人会 会長 内田 憲幸 常任理事 國定 道晃相談役 徳永 吉廣
  会員 濱砂 義博    

   ・ 第十二回 式次第

北口町長あいさつ
人が集い 支えあう 未来へつなぐ「あさぎり町」を目指して

北口町長

 皆さんこんにちは!町長の北口です。
 本日は、第12回「あさぎり町ふるさと関西会」総会開催おめでとうございます。
関西会への参加は、今回で二回目になります。一回目は、二年前に町長になってから一か月後でした。
 それとですね、去年皆さん方の母校である岡原小学校と須恵小学校が、創立150年を迎えております。それぞれ記念行事等が開催されましたけども、岡原小学校に於きましては、本日ご出席の杉下先生が特別講演をされたところであります。そして今年は、上小学校、免田小学校、そして深田小学校が創立150年を迎えます。この長い歴史を明治、大正、昭和、平成、そして令和とこの5つの時代に亘り輝かしい歴史と伝統を築いて来られ、今も尚地域に根付いた学校で有ります。これらに関しましても歴代の校長先生を始め、諸先生方、地域一体となった保護者、そして卒業生の皆様の支えが有ったからこそだと感じているところで有ります。
 今後とも小中学校は大変ですけれども、逞しく子ども達も育ってくれております。ただ、あさぎり町もですね、人口減少、少子高齢化に伴いまして、今年5つの小学校での新入児童が99名と100名を切った状況に有ります。上小学校が14名、そして免田小学校が51名、岡原小学校が12名、須恵小学校が11名、深田小学校が11名と言った状況で有ります。子ども達が減ってしまって来ている状況なんですけど、今後こう言った状況にありましても、学校の適正規模、適正配置、そしてこれから望まれる学校の在り方というものを町民の皆様と真摯に向き合って協議を進めていかなければならないと感じております。人が減り続ける社会にどう対応するか、やはり、世の中の仕組みも変わって来るものと思います。ですから、どういった対策を採るのかというのが今後重要な課題となってきている訳であります。

 それから、令和2年7月豪雨で、人吉球磨は甚大な被害を受けた訳ですけども、本日出席の会員の皆様から、豪雨の後のくま川鉄道、肥薩線の復旧はどうなってるんだ?との問い合わせがあったみたいですので、少しだけ触れておきたいと思いますが、くま川鉄道につきましては、球磨川と川辺川とが合流する地点の鉄橋が令和2年7月豪雨の時に流失しております。現在は、肥後西村と湯前間を往復する部分運航を続けております。ただ、利用者の95%が高校生ということですので、肥後西村から人吉まではバスでの代替輸送を採られております。そして現在、鉄橋の架け替え工事が行われています。当初の予定では令和8年の4月には全面運転開始という予定でありましたけど、非常に球磨川の岩盤が硬くて工事が難航しております。それで、約半年ほど遅れている状況で有りまして、鉄橋の完成が令和8年3月、そして試運転等を重ねまして、令和8年の秋ごろ学校の2学期開始を目途に全面運航開始の予定になっております。
 そしてもう一つの肥薩線の状況ですけど、肥薩線も令和2年7月豪雨によって鉄橋が流失したり、レールが剥ぎ取られたり土砂崩れが起きたりして、今は未だそのまんまの状況です。
 八代から人吉までを川線、人吉から吉松までを山線と呼ばれていますが、山線は未だ未定ですけど、川線に就きましてはJRと県の協議により、復旧するというふうに決定された訳です。ただ、このまんまでは地方のローカル赤字路線になってしまいますので、やはり人吉球磨の振興策、例えば、自然、観光、そして文化施設を利用した振興策を作り上げる。そして何よりも普段使い、日常使いが出来るような仕組みを今後検討されていくことになります。未だ本体の着工は未定ですけど、令和2年7月豪雨を経て、球磨川流域全体の治水対策を行っております。その治水対策の柱である川辺川ダムが令和9年に本体工事の着工に入る予定です。ですから、ダムの完成に合わせて、肥薩線の運航が出来ればと私たちも願っているところであります。以上、くま川鉄道と肥薩線の現状についてお話しました。

 本日は商工観光課より同席させていただいておりますけども、ふるさと納税についてお話をさせていただきます。皆様からあさぎり町にふるさと納税にて応援をして頂ければ、幸いに存じます。
 結びになりますけど、本日のふるさと関西会のご盛会と本日ご臨席の皆様方のご活躍ご健勝を祈念申し上げまして、簡単ですけど、あいさつに代えさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます。


熊本県大阪事務所 池永所長あいさつ

池永所長

 皆さんこんにちは!
只今ご紹介頂きました熊本県大阪事務所の所長をしています池永と申します。本日は第12回あさぎり町ふるさと関西会の集いが盛会に開催されますことを、先ずもってお喜び申し上げます。
 藤原新会長を始め、会員の皆様方には日頃からふるさと熊本の発展のために格別のご理解とご協力を賜り、この場をお借りしましてお礼を申し上げさせていただきます。

 私は昨年の4月に大阪の方に赴任して参りました。折角の機会ですので、私の自己紹介と合わせまして熊本県の状況に就きまして少しお話をさして頂きます。
先ず昨年の4月に大阪の方に赴任し、大阪の豊中市に単身赴任しております。妻は熊本に居りまして、息子と娘が居るんですけど、息子は横浜に。娘が東京に居て、今は家族がバラバラになっている状況になっています。
 熊本市の池田というところの出身で、池田小学校から京陵中学校を出まして、熊本商科大学付属高校(今の熊本学園大学付属高校)を出まして、平成3年に熊本県庁に入庁しました。

 その後、球磨地域振興局(人吉市西間下町86-1)に赴任しまして、熊本地震が有った平成28年から2年間人吉市に住んでおりました。深田村出身の村山栄一さんという県庁職員の下で働いて居りましたので、深田村にはよくバーベキューをしにとか夏の川遊びとかに行かせて頂きました。球磨の地域振興局で球磨焼酎を覚えまして、それまでは日本酒とかワインとか飲んでましたけど、人吉に赴任してからは球磨焼酎をすごく飲むようになって、今も大阪関西で米焼酎を探すと置いていないということで、球磨焼酎の普及を大阪で頑張っているところです。
 え~今見た目でちょっと髪を伸ばしておりますが、これは大阪に来る前に、コロナ感染対策をする健康福祉部に居まして、コロナに感染したくないのと忙しすぎて髪を切りに行く暇も無かったのと、小さい頃から野球をしておりましてず~と短髪でいたので、髪を伸ばすのに憧れていたということで、今はこうゆう状況になっておりますので、どうかご容赦ください。

次に、熊本の近況ですけども、昨年県知事は前の蒲島県知事からその教え子である副知事をしていました木村敬知事に交代をしております。その木村知事が「くまもと新時代、共に未来へ」をスローガンに県民への10の約束をされて当選されました。その実現に向けて、昨年12月に「くまもと新時代共創基本方針及び総合戦略」というものを策定しました。その内容について本来ならば一寸説明したいところですが、お時間もございますので、一つだけ、この中で熊本には台湾の半導体関連企業のTSMCという企業が進出して来ております。これによってですね、世界中から求められている半導体の製造が可能になり、日本のみならず世界から熊本県が注目されております。この効果をですね、県央とか県北だけではなくて人吉球磨を始めとした県南の方にも経済波及が広がるようにするのが県の仕事として、今回、八代ではございますが、県で工業団地を整備し、そちらの方で経済の波及を広げて人吉球磨にも経済波及が広がるように進めているところです。

 それから、先ほど北口町長からもお話がありましたが2022年7月豪雨で被災しました住民の足となる肥薩線ですが、八代から人吉間の通称「川線」に就いては、今年の4月木村知事とJR九州の小宮社長との間で、2033年を目途に再開を目指すことで合意しております。復旧費にですね229億円掛かると言われておりますが、その9割を国と熊本県が負担するということで、再開後も熊本県と関係自治体が鉄道を管理し、JR九州が運航を担うという上下分離方式での再会を目指しております。人吉から吉松の通称「山線」に就きましても小宮社長の方から鉄路の復旧に向け議論は進むと言うことで、同じタイミングで一緒に整備する方向で今、鹿児島県と宮崎県と三県で協議をスタートしたところでございます。この様な状況で、関西から人吉球磨に帰られる場合は、新幹線で帰られる場合が多いかと思いますが、現状では新八代駅からJR九州のB&Sで宮崎に向かうバスで移動することになっております。人吉インターまではバスで帰れますが、あさぎり町まで帰るには、先ほど話がありましたくま川鉄道が未だ全線開通しておりませんので、そう言ったところではご不便をお掛けしております。

 次に、熊本と関西との関わりにつきまして、少しだけ大阪事務所の取り組みについてご紹介させて頂きます。大阪関西の皆さんが、熊本へ戻りたい、移住したい、就職したいと考えているという時には、大阪事務所には就職相談の相談員と移住の相談員が常駐しておりますので、もしあさぎり町に帰りたい、熊本県に戻りたいという時には、気兼ねなくご相談に来ていただきたいと思います。
 今日の資料の中に、「食のみやこ熊本県」というチラシを入れさしております。KITTE大阪にてて5月1日から31日まで熊本の懐かしい物産を、また球磨焼酎もですね、広く銘柄を揃えて物産フェアを行っております。残り後1週間となっておりますので、行かれていない方は覗きに来ていただけば幸いです。
 また、昨年も11月1日から30日間、阪急、阪神を始めとした梅田の6商業施設でですね熊本の物産を使った「くまもとモンx梅田ジャック」というのをやっております。こちらの方もスペシャルメニューをいろんな飲食店で作って頂いてスペシャルメニューを楽しんで頂いております。
 更に4月13日から始まっております大阪関西万博に、くまもんがスペシャルサポーターとして協力をしております。万博の魅力を熊本から大阪関西から発信をしております。9月3日から5日にはですね、九州七県共同での万博での催事を計画しております。是非万博に行かれていない方は、この9月3日から5日に日を合わせて来ていただき、沖縄県が入っていないんですが九州七県の催事を楽しんで頂きたいと思っております。大阪の熊本県事務所としてもこの機会にお祭りを楽しんで頂ければと思っております。熊本の物産に親しくなって、日頃から買って頂くようにPRしていきたいと思っております。
 来年の4月からはですねJR西日本のデストネーションのキャンペーンが始まります。 4月からはプレキャンペーン行われておりますので、JR西日本・JR九州と共に観光のPRも積極的に行っていきたいと思っております。
 最後にですね、あさぎり町ふるさと関西会の益々のご発展とご出席の皆様のご健勝を祈念しまして、少し長くなりましたが、お祝いの言葉と致します。本日はおめでとうございます。


議事の承認

議案書の説明は省きますが、総会では以下の項目が承認されました。詳細は添付PDFファイルをご確認下さい。

 1. 令和6年度事業推進報告書
 2. 令和6年度収支報告書・会計監査報告書
 3. 会則 修正
 4. 第十二期 役員
 5. 令和7年度 事業計画・予算案




宮原 種村 田原 田中
司会:宮原幹事 種村幹事長 田原監査員 田中副会長

田中副会長 閉会挨拶
 皆さんご苦労様です。総会も無事終了しました。皆様のご協力ありがとうございます。
これから記念撮影を全員による集合写真となります。懇親会までもうしばらくお待ちください。
喉も乾いたでしょうし、おなかも空きましたがもうしばらくお待ちください。終わります。


役場 商工観光課の遠山 優矢(とおやま ゆうや)様からの説明内容は、ふるさと納税 ページに掲載してあります。
宜しくお願いします!


↑ 戻る 

総会・懇親会写真 | 児童・生徒支援募金

© 「あさぎり町ふるさと関西会」