須恵 深田 免田 上 岡原

 第九回 総会 を開催しました

 当会は、隔年の5月に総会・懇親会を開催しております。
  ・ 日  時: 平成29年5月28日 11時半~15時半
  ・ 場  所: 大阪キャッスルホテル 錦城閣
  ・ 参加者: 73名
  ・ ご来賓: 21名 (敬称略)

熊本県大阪事務所 所長 吉永 明彦    
あさぎり町 町長 愛甲 一典 議長 山口 和幸 議員 奥田 公人
議員 皆越 てる子 議員 久保 尚人 議員 難波 文美
議員 市岡 貴純 議員 森岡  勉 企画財政課 高田 将一
商工観光課 中神 啓介  
中部ふるさと会 会長 恒松 武志 顧問 杉下 潤二 幹事長 皆越 寛子
副幹事長 八重尾千代 事務局長 溝口 征男 他、多数の方々

愛甲町長あいさつ (要旨)  若いまち 豊かなまち そして、幸せ感じる「あさぎり町」

愛甲町長

 ふるさと関西会の皆さんこんにちは!町長の愛甲です。

今日はですね、議長の山口さん始め他の皆さんたちが、朝4時過ぎに起きまして、こちらに向かって来ました。
今日は多くの皆様にお集まりいただきまして、盛大に開催されますこと、大変嬉しく思っております。

私からは、簡単に今の町の状況をお伝えして、あいさつに代えたいと思います。
後ろの方からは見え難いかと思いますが、少しだけお耳をお貸し下さい。

・今の時期は田圃に水を張っていますが、最近の田圃は昔の風景とは打って変わって、マダラ模様です。たばこやハウス栽培などもあって、田植えをするところが減っています。

・今の町の状況は、人口が15,800人。そして、免田小学校の今年の新入児童は61名、上が37名、岡原22名、須恵は11名、そして深田が13名の合計144名です。
皆さんたちの子供の頃と比べたら、如何に子供が減って来ているか、私たちはこのことに闘っていきよる訳です。

・中学校は今年158名が1年生になりました。この中学校は、広さとか設備とか九州でもナンバーワンになる位の立派な中学校なんです。そして、球磨郡でも一番生徒の多い中学校となっています。

・SLひとよし号が、人吉と熊本との間を走っていますが、「やませみ・かわせみ」という名の新たな観光列車が人吉・熊本間を1日1往復走っています。これは、中に入ったらホテルみたいな列車で、中でゆっくりしたり、焼酎飲んだり、ワインを飲んだりと楽しめる列車が今回投入されました。
ですから、こういうことを基に球磨人吉が元気になって行きたいな~と思っている所であります。

・球磨には、多良木高校、南陵高校と錦にあった球磨商業高校とがありますけど、この三つが二つになります。今年から多良木高校が募集を止めました。そういうことで、2年後には多良木高校が閉校になります。
その変わり、あさぎり町にある南陵高校を如何に残しきるか?ここが勝負です。もう子供たちがどんどん減って来ていますから、ここを頑張らないと、高校がなくなってしまい、本当に淋しくなってきます。
だから、あさぎり町として南陵高校を元気にしようと、タイアップして南陵高校が元気になろうという協定を結んだところです。
ということで、南陵高校はあさぎり町の名物となるようなスイーツの開発に既に取組んでいます。町からもこの度、アイスクリームを作る機械を貸し出すようにしました。

・球磨人吉で、あさぎり町が中心になって、漢方薬のT社と連携をして、漢方薬の元となる薬草の生産を続けて来ています。お蔭様で、球磨人吉で農家数が200戸、面積も60haまでに増えて来まして、去年の農家の売り上げが1億5千万です。ということで、その一次加工の工場を3億円かけて、元の深田中学校跡のグラウンドに建設していますので、これからも薬草の生産も販売も頑張ってやって行きたいと思います。

・ふるさと納税ですが、お蔭様で各市町村が特徴を出してやってきています。一昨年は、3600万、去年は一寸減って3200万位でした。ホームページ も変え、返礼商品の品揃えを増やすなどして、今後ともふるさと納税をやっていただける取組を行っていますので、是非、皆様もこの取組を利用してあさぎり町のモノを買って頂ければ、嬉しいです。

・全国で幸福と名の付くたったひとつしかない「おかどめ幸福駅」を全国的売り出す取組みをもう一辺やろうと取り組んでいます。ここの近くに在る売店も作り変えて、もっと楽しい場所に如何にするかと取組んで行きますので、どうか楽しみにしとって下さい。

 そういうことで、説明に走りましたが、私たちも議員さんともども少子高齢化に向かって、何とかあさぎり町を元気にするために頑張って行きます。
皆さんたちふるさと会の応援も頂きながら頑張って行きますので、皆さんもお元気でご活躍されることをお祈りして、町の紹介とあいさつといたします。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


熊本県大阪事務所 吉永所長あいさつ

吉永所長

 皆さんこんにちは!ただいま紹介頂きました、熊本県大阪事務所長の吉永でございます。

 先ずは、この場をお借りしまして熊本地震に伴いまして、皆様方からお寄せいただきました多大なるご支援、改めてお礼申し上げます。ありがとうございます。

我が故郷に甚大な被害をもたらしました熊本地震から一年以上が経過した訳なんですが、ふるさと熊本では、被災者の生活再建、被災地の復興に向けて全力で取組んでいるところであります。
今、この場をお借りしまして、簡単に復興状況をご説明したいと思います。

 大分県とを東西に繋ぎます国道57号線につきましては、阿蘇大橋を含めて、現在も寸断しており、被災していました俵山トンネルが昨年12月に全面復旧致しました。このため、阿蘇に向かう道路としましては北側のミルククロード、南側のグリーンロードに加え、俵山ルートが加わったことで、阿蘇への物流が向上したわけでございます。
国道57号線の阿蘇大橋を通るルートにつきましては、2020年、東京オリンピックの年までに全線開通を予定していますが、国道57号線の現道による復旧が難しくございますので、大津町から北側にトンネルを使って阿蘇市へ向かう新たなルートを2020年に開通させる計画をしており、このことで阿蘇への観光、及び物流面での期待が向上するわけでございます。

 一方、熊本県民の精神的なバックボーンでございます熊本城。これにつきましても、全面的な復旧には20年、600億掛かるとも言われていますが、先ずは2019年に熊本でラグビーのワールドカップが開催されます。それまでには熊本の看板でございますので、天守閣の外観だけは復旧させる予定で進めております。現在、天守閣には鉄骨の足場が組み込まれていますが、間もなく、シートで被われることになろうかと思います。
それから、全国に復旧に向けて支援を募っております 復興城主。これにつきましては、5月の早い段階で6万件以上の募金と10億円の寄付金を賜っております。今後の復旧に向けて大きな弾みになろうかと思います。

 阿蘇山でございますが、昨年10月に36年ぶりに爆発的な噴火を迎えた訳でございますが、幸いにも今年の2月段階で鎮静化しまして、現在では入山規制に当たります"噴火警戒レベル1"の一番低いレベルまで下がっております。
地震で被災した登山道路も復旧しましたので、現在では草千里、並びに山頂広場までは観光が楽しめる訳でございます。

 県政の羅針盤でございます「熊本復旧・復興4ヵ年戦略」が策定されました。くらし、社会基板、地域産業、それから世界へつながる。この4本の柱の元、蒲島知事を筆頭に全力で創造的復興を1日も早く成し遂げる様に取組んでいる所であります。

かように皆様方のふるさとは、着実に前に進んでおります。今後ともご支援・応援を宜しくお願いしたいと思います。

最後になりましたが、あさぎり町ふるさと関西会の今後益々のご発展とご参集の皆様方のご健勝を祈念しまして、私のごあいさつとさせていただきます。本日はおめでとうございます。


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あさぎり町中部ふるさと会 恒松会長あいさつ

恒松会長

 こんにちは!あさぎり町中部ふるさと会の恒松と言います。

実は私、学校を出て初めて社会人になったのは関西なんです。
神戸に昭和37年に来まして、半年と短い期間でしたけども。学校を出ての半年と言うのは、思い出が一杯あります。

一番記憶に残っている場所と言うのは、明石のプラネタリューム。何で記憶に残るかと言いますと、明石は緯度、経度が日本の中心だそうですね。ですから、ず~と記憶に残っているんです。

ここにおいでの方で、山の好きな方は、神戸では六甲山がありますけども、六甲山に岩場が有るんですよね。会社に居る時に山岳部に入りまして、そこにキャンプを張って、岩場を登る訓練をされたことを覚えています。

一番都会だな~と感じたのは、大阪に出て来ますと、以前には切符は駅の切符売り場に並んで買っていましたが、その頃は駅の構内で切符を売る人がいたんです。回数券を売って生活をする人が構内に2~3人はいました。窓口に並ばなくても手を挙げれば、来て売ってくれるんです。これは便利だな~、都会なんだな~って思いました。
それとですね、丁度タイミングよく、昭和37年はブラジルへの移民をやっている時期で、 ブラジル丸と言うんですが、1万トン級の貨物船を一部改造して客船に仕立ててました。
そこの中に、偶然にも須惠の川瀬の佐伯さんと言う方が居って見えたんです。単身でブラジルに行かれましたけども、神戸で1週間の研修を受けられて、神戸から横浜に。途中で向こうの言葉の勉強をしながらブラジルに向かって行くんだと言っておられました。

そういうような思い出が一杯有って、関西に来るのをいつも楽しみにしています。
姫路城が新しくなって行った折に、久しぶりに元町に寄って、懐かしく、メリケン波止場に会社が在ったんですが、もう、全然変わってしまって、判りませんでした。
思い出話に過ぎましたけど、以上で終わります。/p>

最後にこれは報告なんですが、
中部ふるさと会のHPに杉下顧問の ふるさと探訪記 を連載中です。
これは7月末を持って終わりますので、どうか閲覧いただけたらと思います。

以上を持ちまして私のあいさつに代えます。ありがとうございました。


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議事の承認

議案書の説明は省きますが、総会では以下の項目が承認されました。詳細は添付PDFファイルをご確認下さい。

 1. 前年度の事業推進報告書

 2. 前年度の収支報告書・会計監査報告書

 3. 第九期役員

 4. 平成29年度、 事業計画・予算案



総会に入る前に
  ・ 2016年度春の叙勲を受章された、杉下潤二氏、尾家 亮氏を紹介し、拍手でお祝い
   を行った。詳しくは、お祝い を参照下さい。

議事に入る前に
  ・ あさぎり町ふるさと会(関東) 橋爪俊輔会長 からの祝電を披露

また、懇親会の中で、
   ・ あさぎり町から 球磨焼酎10本 を戴いたことを披露

  左から球磨仙人(深田)
松の泉(上)
奥球磨櫻(岡原)
緑松(免田)
五十四萬石(深田)


役場 企画財政課の高田将一主管からの説明内容は、ふるさと納税 ページに掲載してあります。宜しくお願いします!


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